概要 紹介文
本書は、20代の頃より「人間学」(東洋哲学)を学んできた著者による「人間学」の学び方の記録です。初学者でもわかるように、若者に語りかけて授業するような形で書かれています。知識を学ぶための本ではなく、実践に立ち向かうための参考書として、本当の意味で、人間学を学ぶ人にとって、役に立つ本になることを目指して書かれています。
本書は2020年4月5月の新型コロナウィルスの自粛期間を活用して執筆し自費出版したプロトタイプに、第六章を書き下ろしで付け加え、第二版として出版したものです。 内容は、下村 澄先生のご著書である「安岡正篤先生から学んだこと 人物の条件」をベースに安岡正篤先生の「人物論」を図解で表現し体系化を試みています。下記に挙げた先生の本を読み学んだ内容を段階的に取り上げております。
安岡正篤先生の著書に取り上げられている「陰陽相対理論」、様々な東洋思想の本で取り上げられている「見えない世界・(幽界/阿頼耶識/超意識)の捉え方、活用の仕方にまで言及しています。 安岡正篤先生、森信三先生、丸山俊雄先生、中村天風先生、下村澄先生、伊藤肇先生、松下幸之助氏、稲盛和夫氏、北尾吉孝氏、芳村思風先生、工藤直彦先生、また論語や孫子といった中国古典などから学んだことの集大成です。
本書では、「人間学」を次のように定義化をしています。
人間学とは、人生をいかに生きるかを追求する学問であり、そして次の3つ本の柱としてあります。
①人生目的の確立
②命の完全燃焼
③自己革新と創造です。
本書の特徴は、知識を体系化しているだけなく、著者の壮絶な半生をもとに実感的な理解をどのように得ていったのか丁寧に説明していることです。知識を得るだけでは人間力を高めることはできず、過ちを犯した経験を赤裸々に告白しています。 第六章は、テーマを「人間学」を現代社会の問題解決する方法にまで広げます。抽象的な知識を得て終わりにするのではなく、世の中を良くする具体的な方法論を言及することで、人間学を実学として活学する方法を提案します。
目次
はじめに… 第二版出版にあたって…
第一章 人間学の学び方
第二章 人物に成るための条件
第三章 人物に成るための実践的手順
第四章 人間としての器を大きくする方法
第五章 人生を拓くための機と直観力の考察
第六章 現代の難問に立ち向かう あとがき…
販売サイトamazonのリンク